ヴィオリスト岡さおり’s blog

ヴィオリスト岡さおりのブログです。演奏会情報など♪

千葉交響楽団

千葉交響楽団にお邪魔させて頂きました🙏

f:id:altoka:20230601105706j:image

J.C.バッハ シンフォニア op.18-2

モーツァルト  ホルン協奏曲第3番

ベルリオーズ 幻想交響曲

 

指揮:山下一史

ホルン:大森啓史

 

いや〜、まず驚いたのはソリストの大森さんがベルリオーズの1番も吹いていた事です😅

リハーサルの時にビックリして二度見しちゃいましたよ😂

モーツァルトのホルン協奏曲をナチュラルホルンで吹いて、ベルリオーズの幻想を普通のホルンで吹くという、、、

なかなか出来る人いないのではないでしょうか💦

 

モーツァルトのホルン協奏曲はクラシックに詳しくない人でもどこかで聴いた事があるのでは?という有名曲✨

私は普通のホルンでしか聴いた事なかったので、ナチュラルホルンで聴くのは初‼️

普通のホルンには音程をかえるバルブがついていますが、ナチュラルホルンにはバルブがついていません。

じゃあ、どうやって音程をかえるかというと、吹き込む息の速さやベルの中に右手を入れて、その入れ加減で音程をかえているそうです。

この右手の入れ加減を調節して音程をかえているのが、場合によってはエコーのように聴こえたりして音色が変わるのが面白かったです❣️

モーツァルトがこの協奏曲を作曲した時代は現代のホルンはまだなくて、ナチュラルホルンが使われていたんですね!

普通のホルンよりも柔らかくて音色が豊かな印象を受けました🥰

私はホルンの事は詳しくないので、いつかホルン奏者の方に色々聞いてみたいです✨

 

さて、ベルリオーズ幻想交響曲

5月はドビュッシーに始まり、サン・サーンスやフランクとフランスものが続いてましたが最後はベルリオーズ

幻想交響曲ベルリオーズが27歳の時に初めて作曲した交響曲です。

原題は「ある芸術家の生涯の出来事、5部の幻想的交響曲」。「恋に深く絶望しアヘンを吸った、豊かな想像力を備えたある芸術家」の物語を音楽で表現したもので、ベルリオーズ自身が失恋して作曲したとされています。

複数のハープが活躍したり、4台のティンパニによる雷鳴の表現、イングリッシュホルンと舞台裏のオーボエとの対話部分があったり、舞台裏で鐘を演奏したり、弦楽器はコル・レーニョ奏法(弓の木の部分を使って音を出す奏法)が指定されてる部分があったりと、バラエティーに富んでいます✨

f:id:altoka:20230601115217j:image

↑舞台裏の鐘🔔

モニターで指揮者を見ながら演奏します

 

演奏者も多くないと出来ないし、楽器も多く必要なので、演奏者の中では「お金がないと出来ない曲」という認識もあります😂

 

ベルリオーズ幻想交響曲を弾いて感じるのは、どんなに明るいフレーズでも根底に不安や暗いものがあるという事です。

とても不安定なものが伝わってきて、弾いてるこっちも意味もなく不安になったりします😅

色々な新しい奏法を用いたり、派手な部分もありながらも、感受性豊かな若者ゆえの暗さみたいなのが私には強く感じられました。

 

この曲は学生時代に藝祭で初めて演奏しましたが、当時はスコアも見ず、他の楽器が何をやってるかも考えずに目の前の譜面を弾くのに必死だったので、本番めちゃくちゃになった思い出があります😂

今、考えるとスコアも全く見ないなんて、なんて無謀な・・・・😅

 

今月は偶然にもフランスものが続きましたが、個人的にはフランスは自分自身に縁がある土地だと思っているので勉強出来て嬉しかったし、同じフランスものでも、それぞれ人間性が色濃く表れていて面白かったです😆✨

 

NHK交響楽団定期公演

NHK交響楽団にお邪魔させて頂きました🙏

f:id:altoka:20230519171538j:image

サン・サーンス:ピアノ協奏曲第5番「エジプト風」

 

フランク:交響曲

 

指揮:ファビオ・ルイージ

ピアノ:パスカル・ロジェ

 

 

パスカル・ロジェのサン・サーンス、とても色彩豊か‼️✨

まるでピアノから色々な色が客席に向かって伸びて行ってるように感じました🥹

あんな風に色が見えたように感じたのは初めてでした✨

あとは音の空間の使い方が素晴らしかったです🥰

テンポが色々なのはザ・フランス人🇫🇷😅

アンコールのサティもさすが‼️という感じでオシャレでした〜❣️

 

フランクの交響曲は同じフランスものでも、サン・サーンスとは全く違っていて、その差が面白かったです😅

オルガニストだったフランク。

作曲する時にオルガンの響きで考えて書いたんだろうなぁと感じる重厚感あふれる曲でした✨

でも重過ぎる訳でもなく😊

きっと人間的に落ち着いた人だったのかなと想像しちゃいました😆

 

さて、次のお仕事はベルリオーズ‼️

フランス🇫🇷の曲が続きます❣️

 

 

 

カルテットフィオーリ

少し前になりますが、5月14日にカルテットフィオーリ、無事に終演いたしました‼️

f:id:altoka:20230516085131j:image

f:id:altoka:20230519163834j:image

「イタリアからフランスへの旅」というのがテーマです🎶

同じ作曲家が書いた曲の中でも、誰もが知っている有名曲と、あまり知られていない曲を両方取り上げてみました😊

プッチーニの「私のお父さん」と「菊」

ドビュッシーの「月の光」と「弦楽四重奏曲

なかなか同じ演奏会内で両方取り上げる事は少ないと思います😅

 

今回は意外と前半のプログラムに苦戦しました。

勿論、プッチーニの菊やドビュッシー弦楽四重奏曲は難しいのですが、難しさの種類が違うんですよね〜

前半のプログラムや月の光は、原曲はオーケストラの曲だったりピアノ曲なので、それをアレンジされた楽譜を弾いたのですが、元々弦楽器用に書かれた訳ではないので音形が何とも弾きにくい・・・😅

その差に私たちもビックリでした😂

 

ドビュッシーは本当に美しい・・・✨🥹✨

と、同時に怖さもあり、教会のコラールみたいな部分もあり✨

きっとドビュッシーはこういう音色を思い浮かべて作曲したんだろうと思いながら演奏しましたが、そのドビュッシーの感性の豊かなこと✨

また、いつか弾きたいなぁ!🥰

雨の中、ご来場いただいた皆様、ありがとうございましたm(_ _)m

 

カルテット・フィオーリ

 

いよいよ、今月❣️

5月14日は久しぶりのカルテット・フィオーリです♪


カルテットでウィリアムテルをやるのは初めて😂


また、同じ作曲家の曲の中でも「誰もが耳にした事のある有名曲」vs「あまり知られていない曲」も演奏しますので、お楽しみ下さいませ‼️🎶


母の日のプレゼントにも是非🎁
f:id:altoka:20230503175342j:image
f:id:altoka:20230503175339j:image

ご来場、お待ちしております♪

NHK交響楽団定期公演

久しぶりにNHK交響楽団にお邪魔してきました🙏

f:id:altoka:20230417204413j:image

 

https://www.nhkso.or.jp/concert/202304A.html?pdate=20230415

 

ヤルヴィ✖️リヒャルト祭のプログラムです❣️

 

リヒャルト・シュトラウス

ヨセフの伝説から交響的断章

アルプス交響曲

 

指揮:パーヴォ・ヤルヴィ

 

まず、ヨセフの伝説、本当に大変でした😭

ヴァイオリン並みの高音域で難しい上にテンポも速いーーーー😇

それでいて、めちゃくちゃ美しい‼️✨🥹✨

各楽器に色々ソロがあったりして、なかなかおもしろい曲でした😊

 

そしてアルプス交響曲・・・

とーーーっても大好きな曲です‼️

単一楽章で書かれていて、彼が登山した時の経験から生まれた曲です。

各部分には題名がついていますが、切れ目なく演奏されます。

「夜」「日の出」「登り道」「 森への立ち入り」「小川に沿っての歩み」「滝」「幻影」「花咲く草原」「山の牧場」「林で道に迷う」「氷河」「危険な瞬間」「頂上にて」「見えるもの」「霧がたちのぼる」「しだいに日がかげる」「哀歌」「嵐の前の静けさ」「雷雨と嵐、下山」「日没」「終末」「夜」

まさに、オーケストラと一緒にアルプス登山する感じですね🌄

オーケストラの編成もかなり大きい上に、舞台裏にバンダ(舞台裏で演奏する人)も10数名います!

特にホルンが多くて、こんなにホルンの人が集まる曲もなかなかないのではないでしょうか😆

ホルン、トロンボーンやチューバなど、中低音域がとっても充実しているので、重厚感が半端ない✨✨

その他にも珍しい楽器が使われていたするので、音はもちろん、視覚的にも楽しめたのではないでしょうか❣️

本当に、とても壮大で美しい曲でした✨🥹✨

また、弾きたいな〜🥰

マキナ・アンド・カンパニー@六行会ホール

マキナ・アンド・カンパニー@六行会ホール、無事に終演いたしました❣️

 

約2年ぶりの公演という事もあって、盛りだくさんなコンサートになりました🤗

詳しいことは加藤牧菜さんのFacebookをチェックしてみて下さいませ😊

リンクはこちら↓

 

https://www.facebook.com/676873854/posts/pfbid0rDfeBkRvCYPXfFyBr2ukGoEFcYXZmVbcJS8171EJCJph3x75pBEArK89MPZUdo6kl/?app=fbl

https://www.facebook.com/676873854/posts/pfbid0VRzFTXo8qfXvDevh9eYWAWRqwFgnzrV9G6tfiftJxy3Uex1w2xejZaEhky5iH2Ail/?app=fbl

 

動物の帽子を被ったり、楽器に付けたピンマイクに向かって歌ったのは初めてです😂

f:id:altoka:20230412210259j:imagef:id:altoka:20230412210303j:image

ご来場、ありがとうございました✨

マキナ・アンド・カンパニー

久しぶりのマキナ・アンド・カンパニーの公演です❣️

f:id:altoka:20230326181407j:image
f:id:altoka:20230326181404j:image

聴いた瞬間50歳以上若返る、そんな気持ちにさせてくれる魔法の音楽をお届けします!


マキナ・アンド・カンパニーはクラシックの弦楽奏者を中心とした楽団です。往年の映画音楽やダンス音楽を演奏致します。演奏中にお席をお立ちいただいてもOK!
「足腰がつらくて、ずっと座っているのが心配」という方もリラックスして音楽をお楽しみください😊 

チケットはこちらまで↓

https://eplus.jp/sf/detail/3802730001

ご来場、心よりお待ちしております♪

 


懐かしの映画音楽コンサート
2023年4月11日(火)14:00開演

六行会ホール(京急新馬場駅すぐ)
※品川から京急線・普通で3分

 

曲目:シェーン、慕情、エデンの東鉄道員ムーラン・ルージュ、ジェルソミーナ(道)、黒いオルフェ、魅惑の宵 ほか

 

マキナ・アンド・カンパニー
谷口亜実(ヴァイオリン)  

荒井友美(ヴァイオリン)
池澤卓朗(ヴァイオリン)  

小泉百合香(ヴァイオリン)
岡さおり(ヴィオラ)    

海老澤洋三(チェロ)
越野振人(ベース)     

西田紀子(フルート)
MINTA(パーカッション) 

加藤牧菜(ピアノ・企画)

ゲスト:駒井ゆり子(ソプラノ)

 

チケット:3,000円 全席指定

お申込み:オフィスマキナ
TEL&FAX: 03-3491-9061
info@office-makina.com