ヴィオリスト岡さおり’s blog

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チャイコフスキー 悲愴

今日は仙台フィルハーモニー管弦楽団の「オーケストラスタンダード」でした。

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プロコフィエフのソロは神谷美穂さん。

本番の衣装も神谷さんらしくて素敵でしたが、演奏はひたすらかっこよかったです!

すごくロマンチックな美しいメロディ、愛らしいメロディが出てきたと思ったら、急に背筋が凍って兵隊の足音が聞こえてきそうな雰囲気になったり・・・

プロコフィエフが生きた時代の空気感が伝わってくる気がします。

最初にこの曲を弾いた時は譜読みが大変でしたが今となってはすごく好きな曲です(o^^o)

 

チャイコフスキーの悲愴。

彼の最後の作品ですからね、もうホントに大曲です、ハイ。

彼はこの曲の初演を自ら指揮しましたが、9日後には亡くなっています。

おそらく彼は自分の人生をこの曲のテーマにしたと思われるので、何とも重く胸に訴えるものがあるんですよね。

なんと言っても最終楽章は、弾いていても、こみ上げてくるものがあります。

曲の終わりはコントラバスの刻みが、心臓の音に聞こえますし、旋律は後悔や恐怖心が押し寄せる波のようです。

若い時に演奏した時よりも胸に差し迫ってくる気がします。

・・・歳かな・・(⌒-⌒; )