NHK交響楽団にお邪魔させて頂きました❣️
指揮:レナード・スラットキン
今回は珍しいオールアメリカンプログラムでした❣️
コープランドは演奏する機会が多くはない作曲家なので、とても新鮮でした😊
「アメリカ人作曲家による、アメリカを題材にした、アメリカのバレエ」を求めていたバレエ振付師アグネス・デ・ミルがコープランドに委嘱して作曲されたのが「ロデオ」
さまざまなアメリカの民謡素材を使っており、親しみやすくて聴きやすく楽しい曲です🎵
中間部分では微妙に調律を狂わせた酒場風のピアノ(ホンキー・トンク・ピアノ)が大活躍‼️
リハーサル初日から日を追うごとに、どんどん調律が狂っていってるような気がしたのは気のせいかな・・・?😂😂😂(スラットキンは満足そうな表情でした🤣)
アパラチアの春は、素朴で抒情性あふれる曲でした✨
初めはもっと少ない人数の編成で書いたのですが、後にオーケストラ用に編曲されたようです。
「シンプル・ギフト」と呼ばれているコラールの部分はTVのCMなどでも使われているので、どこかで耳にしているかもしれませんね🤗
コープランドの音楽を聴いていると、共通してとてもスケールが大きく、「広大な土地」や「希望」が浮かびます。
カラッとしていて、明るく前向きで新しい風がフワッときたような、希望に満ちている感じがします🌞
和声も透明感があり、個人的にはコントラバスの使い方が好きです!
これまでのクラシック音楽にアメリカの民謡などを取り入れて「アメリカ音楽」を確立させたコープランド。
これらが作曲されたのは第二次世界大戦中だそうです。
同じ頃にショスタコーヴィッチも交響曲を書いていますが、全く正反対の音楽です。
アメリカとソ連、、、それだけ、作曲していた背景が違うという事なのでしょうか。。。
ちょっと色々考えてしまいました🤔
さて、スラットキンはアメリカ生まれの指揮者で、コープランドはお手のもの‼️
流石、曲を知り尽くしている感じで楽しそうに指揮していらっしゃいました😊
今回の演奏会のTV放送は、来年1月29日夜11:20~BSプレミアム プレミアムシアター で放送予定だそうです📺