6年かけてのプレシャスカルテットのベートーヴェンツィクルス、無事に終演いたしました‼️
文翔館室内楽シリーズvol.15
プレシャスカルテット ベートーヴェンツィクルスⅥ
第11番 作品95「セリオーソ」
第16番 作品135
Hess34は元々はピアノ曲です。ベートーヴェン自身が弦楽四重奏用に編曲してるのですが、うーん、弾きにくい😅
ピアノなら楽に弾けるんだろうなぁという音型がちょこちょこ出てきて苦戦しました😂
第11番の「セリオーソ」という題はベートーヴェンが付けたものです。
その題名の通りの曲で、緊張感あふれる曲です。この曲を作曲した後、ベートーヴェンは14年間の間、弦楽四重奏曲を作曲しなかったそうです。
第16番はベートーヴェンの亡くなる5ヶ月前に出来上がった曲です。
後期の弦楽四重奏曲はかなり大規模な作品が多いのですが、その中で16番は小規模な作品になっています。
自筆譜には、終楽章の緩やかな導入部の和音の下に、“Muss es sein?(かくあらねばならぬか?)”と書いてあり、第1主題には、“Es muss sein!(かくあるべし)”と書いてあるそうです。
この謎めいた文については色々な見方があるそうです(友人から借りた金を返さねばならないか否かに過ぎないという説も😅)
ベートーヴェンの弦楽四重奏曲、18曲全てをやり終えて、寂しいような、でもホッとしたような・・・・🥺
ツィクルスを皆で勉強した時間は、私の音楽人生の中でとても大切な宝物です。
ベートーヴェンツィクルスという貴重な機会を頂けたこと、このメンバーで一緒に演奏出来た事に感謝でいっぱいです。
支えて下さった皆様、メンバーの皆も本当にありがとうございました✨🙏✨